Beyond Handwritingは、
2005年末から2006年始まで足かけ2年に跨がる
4日間に書き記した拙ブログである。
2005年。
2005年。
前年、 Apple初のマルチタッチ・デバイスであるPowerBookが出荷されるが、 未だ「PowerBook」の時代である。 直後にIBM社PowerPCからIntel社Core MAへの移行が行われなければ、 早々にMacintoshブランドは消えていただろう。 このあたりの嗅覚の鋭さに裏付けられた決断力が Steven Jobsのカリスマの由縁である。
そのSteven Jobsが 「Who wants a stylus?」とアジテーションしてまで 革新性をアピールしたiPhoneが発表されるのはまだ2年も先。 この年に登場した「Ajax」というキーワードは、 Google社がGoogle Mapのβ版サービスを開始したことで爆発的に浸透し、 Android OSを開発していたGoogle社にとっては皮肉なことに iPhone市場を大きく切り開いてしまったことになる。
社長自らが「異質な」と形容されて出荷されたNintendo DSは、 Jobsのスタイラス批判はどこ吹く風で、 一年で国内500万台を売り切る大ヒット商品となった。
一方で、 Windows XPのTablet拡張を全社を挙げてプロモーションしたMicrosoftは惨敗する。 ハンドヘルドPCを再定義した "Origami" ことUMPCも鳴かず飛ばす。 数年後「NetBook」などという他愛のないキーワードとともにリバイバルし一大ブームを巻き起こすとは、 この時点では誰もが予想できなかったことであった。
